会社沿革

昭和29年9月創業

足立区青井にて鈴木製作所を創業。

空気銃の弾丸製作や、缶詰の缶を開きブリキ板にしておもちゃを製作して営業を開始。

平成7年 2代目社長(現会長)へ事業承継

プレス業単体から脱出し、当時の最新機械を導入。

お客様から、手動で動く自販機を制作してほしいと依頼されたが、構想のみで図面がなかったため、先代社長の製図技術を駆使して当社オリジナルの設計書を作成し、無電源自動販売機を製作。その仕事は10年程鈴木製作所を支える。

成長期

いち早く最新型のベンダー曲げ加工機4mとタレットパンチプレスを導入。この設備を活用し、パチンコ屋の内装に使うステンレスの曲げ物製品を継続的に受注し、大きな利益を得る。同時期に、電車車輌部品の製作にも携り、当社の技術を高める。工場の拡張を図る。

新潟県中越地震をきっかけに社会貢献を考え始める

2004年の新潟中越地震において、耐震防止策の無い自販機の転倒に巻き込まれ、多くの方が被害に遭われた経緯から、新潟出身のお客様に、自動販売機の転倒防止版の製作を依頼された。当時、当社が保有する機械では製作が困難であったものの、板金加工業で社会貢献ができるならと考え、厚板加工が可能なレーザー加工機を導入。数年にわたり、安価な転倒防止版や耐震設備部品の製作を行う。

平成23年 3代目 現社長へ事業を承継

これまでは、大量生産によるコスト抑制で当社の成長を支えていたが、2011年以降、大量生産品はコスト面でより優勢な中国など、アジア諸外国に発注され、価格面での対抗が難しくなっていた。売上も年々低下し、従来からの取引先も廃業や倒産が相次いだ。このような状況を鑑み、これからは当社が製造する製品に、いかに付加価値を加えるかが重要であると考え、超短納期スピードサービス事業を開始。また、当社の技術力の高さを公的機関から認定してもらうため、足立区に申請し、足立ブランドの認定を取得。